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ゆずきのBL小説ブログです。                      頼りになる幼馴染攻め×おねしょが治らない受けです。        ちまちま更新します。
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熱のこもった悠耶の瞳を向けられ、力の中心も一段とかさを増す。
力はズボンと下着を脱ぎ、悠耶の身体からもそれらを剥ぎ取った。
悠耶のものは、真上に向かって勃起していた。
可愛い声が聞きたくて、力は睾丸を弄びながら、勃ち上がったものの先を口に含んだ。
「あっ、いやっ、力っ……」
想像以上の色気のある声に満足しながらも、力は、あることに気付いた。
口に含んだものから、苦いものが分泌されている。
さっきの悠耶の話によれば、それは出ないもののはずだ。
だが、考えてみれば、それは昨日までの話である。
今日が、その日なのかもしれない。
力は口を離すと、悠耶のものと自分のものを摺り合わせた。
「悠耶、悠耶……っ」
「ああっ、もっ、力っ」
お互いの名を呼びながら、二人は達した。
挿入までは伴わないが、幸せな快感を味わった後、疑問の言葉を発したのは悠耶のほうだった。
「あれ、いま……」
不思議そうな顔の悠耶に、力はひとつ、頷いて見せた。
「おれ、出た?」
「ちゃんと出てたよ」
力に告げられて、悠耶は頬を染めた。
それから少し考えて、こう言った。
「自分でするより、力の手の方が気持ちよかったから、出たのかなぁ」
あまりにも疑いなく言う悠耶に、力のほうが赤面してしまった。
「いや、それは偶然だと思う」
「でも、やっぱり気持ちよかったし」
まだ潤んだ瞳で、面と向かって気持ちいいだのと言われ、力は動揺するしかなかった。
「そんなこと言うと、襲いたくなるだろ」
言うが早いか、悠耶をぎゅっと抱きしめた。
「わっ、力っ?」
行為の後の温もりに包まれて、二人はそのまま寝てしまった。
悠耶の失敗の恐れなど、まるで忘れていた。
冬の日に下半身裸で寝てしまったにも関わらず、その夜、悠耶は失敗せずにすんだ。



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